Jam
Sessionへの道
みなさんは楽器を演奏しますか?
私、組合長はコチラ にも記載しておりますが、高校1年よりサックスの演奏をしております。
しかしながら、就職してから十数年たち、楽器からも遠ざかり、しかも学生時代にもそれほどジャズを練習していなかったために、Jam
Session※に一度も参加することができずに楽器歴だけ長くなっておりました。
世間には自分のように、Jam Sessionに参加してみたいけれど、尻込みをしている人はたくさんいるはずだ!
そう思い、このコーナーでは昨今僕が積極的にJam Sessionに参加するようになったいきさつや、実際のSession情報について、触れていきたいと思います。
※ここで言っているJam sessionというのは、バンドの仲間など知った間柄でのセッションではなく、一部のジャズ喫茶やライブハウスなどで定期的に行われている、「不特定多数のミュージシャン達がそれぞれの楽器を持ち寄り、その場で曲を決めて合わせる」もののことを指している。
Jam Sessionに参加するようになったいきさつ(組合長の葛藤 2012.1.3)
VIDEO
Jam Sessionへの参加・・・
それはジャズの演奏を目指したミュージシャン達のひとつの夢・・・・
いや、少なくとも学生時代にジャズをやろうとして、結局たいしてうまくならず、スカやパンクのライブ感に圧倒されてそちらに行ってしまった組合長にとっては大きな越えられない夢であった。。。
一方で、会社勤めをしている人間にとってJam Sessionは好都合な仕組みである。
ロックでもジャズでも、バンドを組むとリハーサルやライブのスケジュール調整をはじめとして、何かと手間がかかるものだ。
しかも組合長は転勤族だったりするので、バンドのメンバーに迷惑をかける可能性も頭をよぎったりする。
とは言うものの、人前で楽器を吹いてみたいという気持ちは楽器から遠ざかっても
薄ボンヤリとは継続しており、なんとか打開できないだろうかと考えてはいた、、、
しかしながら、それに対する回答は・・・
「老後の楽しみに取っておけばいいじゃないか」
といったよくある話
本音を言うと、
もう既に楽器に対して興味を失ってしまっているのではないか?
なんていう心配も感じてはいた・・・
一方で、現実の生活サイクルからすると、世間一般でみても拘束時間の長い職場にいるわけでもあり、、、、色々な言い訳も出てくるわけです
しかし・・・
2011年3月11日の東日本震災を機に、
「やはり人生はいつ終わるかわからないわけだから、好きなことをやろう。一秒一秒を大切に生きよう」
と思い直し、約5年振りに楽器をいじり始めた。
懸念していた、楽器や音楽に対する情熱は、再スタートしてしまえばまったく問題なし。家族の抵抗はありながらもiPhoneのiRealB やe-sax など文明の利器の力を借り、現役時代の演奏力に戻っていった。
ちなみに、学生時代での組合長のスキルは枯葉と酒バラあたりのテーマは綺麗に吹けるが、アドリブはどう吹いていいのか良くわからん・・・といった感じ。
とりあえず復帰にあたっては、基本を思い出すべくスケール練習から再スタートであった。
まあ、そんなレベルのプレイヤーが今回の記事を書いているのだと理解していただければ、この前置きは十分にその役目を果たしていると言えるだろう。
Jam Sessionのルール
いくつか参加してきた中で、大体のルールが見えてきたので以下に記載しておく。
・基本的にはフロントセクションが演奏したい曲を指定 する
・テンポについても、フロントセクションが指定。実際のカウントは4ビートなら裏打ち、ボッサなら表といった感じで気にしながら入りたい。フロントマンが合図を出したいところであるが、ドラムのケースも有り。
・イントロについては、ピアノのケースが多い。
・エンディングは結構悩ましい が、ビバップならば曲の終わりでピタリと停止。それ以外は最後のフレーズを数回繰り返すパターンが多い。いずれにせよ、イメージを持って演奏に望みたい。
・基本はスタンダード曲を演奏。具体的にはあれこれ検索 してもらいたい。
昨今は、ジャズ・スタンダード・バイブル を使っているケースが多いので、手に入れておきましょう。
・曲については、当日ほかの演奏者がすでに演奏したものは避けたいが、このあたりは状況による。演奏者のレベルによって、吹ける曲がそれしかない場合には堂々と指定しよう。
・Fのブルース については、1曲くらいメジャーどころのテーマが吹けるようにしておくと便利。
・セッション参加者は様々なレベルの方がいる。接する際の気持ちとしては、初心者に対してはその度胸を称え、上級者に対しては自分を引き上げてくれる機会を提供してくれる方と思い、礼節をわきまえよう。
・案外大事だと思ったのが、名刺。参加していると名刺をもらう機会があるが、自分自身は会社の名刺しかなかったので不自由に感じる事があった。少し慣れたら、プライベートな名刺を持っておくと便利。
・とにかく楽しむ。
・音楽という共通言語を使える者同士の楽しさは年齢・性を超えた特別なもの。セッション後に酒などを飲みに行く機会も多々あるので積極的に参加しよう。
Jam Sessionの場所について
Jam Sessionは東京に住んでいれば、あちこちで参加することが可能だ。
とは言うものの、あまりにもレベルの高いところに行って居心地の悪い思いをすると、勇気が無くなってしまうので、インターネットなどでよく調査してから行ったほうが楽しめるだろう。
ここでは、組合長が参加したいくつかのJam Sessionについて記載していきたい。
なお、参加のしやすさを☆で表現しました。多いほど参加しやすいです。
・吉祥寺 メグ
高木宏真の「実践ジャズ教室」 ☆☆☆
組合長が最初に全くの他人といきなり演奏をするという意味合いで参加したJam Sessionはここになるが、参加者のレベルは様々。
老若男女、楽器をいじってから1年未満の方もいれば、相当経験を積んだ方もやってくる。
一曲終わった後に毎回高木先生による講評が行われ、音楽的なことから、Jam Sessionへの参加ルールについても教えてもらえる。
この講評が結構長いので、曲数はあまり演奏できないが、学ぶ事は非常に多い。
参加する際には、「Jam Sessionに参加するのだ!」というより、「教室に参加するのだ!」と考えて参加するのがポイントである。
なお、イベントの後には必ずと言っていい程、みんなで酒を飲みに行く。
仲間を作るにも実に良い教室である。
・高田馬場 イントロ ☆
組合長が学生であった90年代に見学に行って、あまりのレベルの高さに尻込みをしたお店。
場所的に、早稲田のダンモ関連の学生や、OBが多いと思われる。
ややトラウマとなっていたので、克服するために2013年のGWに楽器持参で再挑戦。
無事に演奏に参加する事ができたが、プロの方も何人か混ざっていて、これまた素晴らしい演奏の数々。他店のJam Sessionは、ホストバンドによる素人盛り上げ生オケ的な要素があるが、ここについては演奏したい人が自主的に楽しむために参加している雰囲気。なので、選曲もフロントマンの思い通りにならない可能性もある。
そいういう意味では、素人向けではないが、新しいプレイヤーが発掘されたり、 新しい音楽が生まれるとしたらこんな所からなんだろうな、という気分にさせられる良店である。
他の店と違って、若いプレイヤーや外国の方も結構いるのも嬉しい。
今の、生のジャズが聴ける感じである。
東京の裾野の広さを体感できる場所
・用賀 キンノツボ ☆☆☆
隔週日曜日に実施
住宅街のイメージが強い世田谷区用賀にあるライブ居酒屋。
ホストバンドがしっかりと迎えてくれるので、気楽に出かけたい。
何度か参加しているが、いい感じのテンポで演奏が進むので、それなりの曲数をこなすことができる。
レベルは初心者から可能ではあるが、何曲かレパートリーがないとすぐにネタが尽きる可能性がある。(僕の事か?)ここの特徴としては、かなりの高齢の方とセッションを楽しむことができることだ。NHKあたりから取材が来ても良いような、品の良いおじい様方と、世代を超えたセッションはなかなかのもの。同じ趣味を持ったモノ同士で楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
値段も1,000円とリーズナブルで酒も安いことから、恐れずにどんどん参加していきたい。
・田園調布 Little Giant ☆☆
隔週土曜日に実施
田園調布のマンション地下にある大人が集うBar
場所柄か、非常に落ち着いた感じの客層のお店で、サロンのような雰囲気。
2,000円で1ドリンクとちょっとしたツマミ、MC込みなのでかなりお得。採算度外視な感じです。
セッションのレベルはかなり高いが、サポートもしっかりとしているので不思議なほど演奏はしやすい。
マスターの酒井さんをはじめ、顧客が温かく見守ってくれているのがとても良くわかる。
大人っていいなと思いました。
・阿佐ヶ谷 MANHATTAN ☆
毎週木曜20時〜、第2,4金曜25時〜、毎週土曜25時〜
学生時代にお世話になった阿佐ヶ谷、、いい店がいっぱいあります。
もちろんジャズの店も多いです。
でもって、 MANHATTANですが、組合長は木曜日の会社帰りに楽器持参でよらせてもらいました。
演奏者の方は、MANHATTANのスクールに通っている方が多かったようですが、普通の方もいらっしゃいます。ある程度年齢がいっている方が多い印象。
初心者もまあ、飛び込んでも大丈夫ですが、雰囲気のある演奏者が多いので、そこは勢いをつけて行きましょう。
Barとしてもいい店なので、普通に飲みに行くにも面白そうです。
職場の丸の内や自宅の二子玉川にもこういう店ができるといいのですが・・・・。
・錦糸町 J-Flow ☆☆
この店はほぼ毎日Jam Sessionを実施しています。
ホストバンドもいろいろいるので、 その時によって状況が変わると思われるが、当方が行ったときはそれなりに演奏できる方ばかりの日であった。
初心者歓迎とは記載があったが、とりあえず3〜4曲程度の持ち曲ができたら行くのが良いと思われる。
いずれにせよ、基本的に参加者はお客様という形で扱ってくれる店のようだ。